黒川紀章氏設計の有名なメタボリズム建築である中銀カプセルタワービルにずっと憧れていた私。やっとやっと実物を見に行って来ました。
取り壊しが常に話題になっているだけあってネットが貼ってあり老朽化は否めません。それでもこのメタボリズム建築の発想と実現、実際の部屋の超最先端なミニマリズムは私の心をつかんで離しません。その期待を裏切らない素晴らしい佇まいに呆然とするばかり。
2001年宇宙の旅の世界に憧れるような未来感。今でもそのわくわくする感覚は新鮮なままのような気がします。
エントランスのデザインもカッコいいですね。
「この建物はホテルではありません」というような張り紙が貼ってありました。私も失礼にならないようこっそり撮影させていただきまいた。
高速道路の陸橋の上から見る中銀カプセルタワービル。周囲とは明らかに存在感が違います。実際に今この部屋に住むには設備の老朽化、カビ、匂いなど快適とは言えないようですが、一度は住んでみたかったなと思います。
実際の住人の方々は結束も固く、親睦を深める飲み会をやったりと楽しそうな様子をブログにアップしている方がいらしたりします。取り壊しはなんとか防止出来ないのでしょうか?
憧れの人にやっと会えたようなそんな素敵な一日でした。