hea 今年最後のワンマンライブ”nerd”が終わりました。
今年はニューアルバム『Salamat』発売ワンマン以降はライブの数も少なかったのですが、年の締めくくりに生でライブを観られて本当に嬉しかったです。
heaというバンドがどこか違ったところに存在する不思議な塊のような気がするという思いをまた感じたライブだったように思います。
アーヴィンの慣れない、でも一生懸命なMCと相反する、命を振り絞るような歌声を聴いていると、この人はどこから来て、なぜ私の目の前にいるんだろう?なぜ私たちは彼の歌を聴くチャンスを持てたのだろう?と客観視する自分もいます。メンバーも何もかも全てが不思議な巡り合わせな気がしてなりません。
途中で目配せるする兄弟の視線を見ても、こんな貴重な存在の二人に私は気安く声をかけて良いのだろうか?そんな気さえしてしまいます。
ライブの日は興奮してインスタに見たままの軽い感想をアップしてしまったけれど、こんな感想でheaの何も伝わらないからダメダメなんじゃないか?と思ったり。とにかく、彼らの良さを全く表現できない自分に情けなくなりました。
だけど、今日、heaがインスタグラムで今回のツアーのまとめの気持ちを投稿してくれました。そこに書かれている言葉を読んで、私はほっとして泣いてしまいました。あの日、観に行った人たちや、来られなかったけどheaが大好きな人たちのことをheaはちゃんと理解してくれているんだなと分かりました。
heaは私たちのことを”開拓民のようだ”と表現していました。その言葉があまりにピッタリで驚きます。誰が書いたのか分からないけど、少なくともアーヴィンは日本語より英語が得意なのに、本当に素晴らしい感性です。そう、”開拓民”だから、みんなまだ不安で、heaのとてつもない音楽に戸惑い、でも心を掴んで離さないから、そこが何処かわからなくても一緒について行こうとしている。
世代も関係ないと言ってくれていて、そうか、そうなんだなと思いました。私はいつも不安だったんだよな。あまりにも今っぽい若い二人は、私世代が会場に居ることをどう思っているのかな?もっと同じようなオシャレな若い人で埋まってた方が楽しいのかな?と思ってしまっていた。でもそういう不安自体、heaには意味のない物だったのかな。
素晴らしいheaの今回のライブに対する振り返りの言葉はここから読んでみてください。
さて、しっとりした話はここまで!
ライブは最高だったし、ライブ後もメンバーみんな会場でお客様とお話ししてくれて楽しかった。Doiちゃんはおニューのご自慢のドラムを触って良いよとまで言ってくれて、ほんと忘年会みたいな雰囲気であったかかったのです。
なんと、真城めぐみさんは当日の虎ノ門の会場がオフィス街の真っ只中だからお食事処が何もないのでは?と心配されて、手作りのスパムおにぎりセットをご用意くださったのですよ!優しい!本気でお腹ぺこぺこで2個も買ってしまいました。美味しかったー!
メンバーを撮らせていただいた写真。個性出まくりの良い写真撮れた!(クリックで大きくなります)
そして、みんなとお別れして一人虎ノ門のビルの谷間を歩いていて、空を見上げたらそこにはheaの音楽みたいな青い夜空が見えたのでした。全てが繋がっていた素晴らしい夜でした。ありがとうございました!
また来年会いましょう!
年内も配信ライブやりたいって言ってたけど?どうかな?