The Smell of Us

先日、蔦屋書店で気になるスチール写真集を発見。
ラリー・クラークの新作「The Smell of Us」の世界限定250冊のスチール写真集。
これカッコ良かったです。この映画は、ラリーのデビュー作「Kids」から20年経って、舞台がフランスに移った彼の初外国映画となるパリスケボーキッズの生活を追った映画です。多分、麻薬、セックス、暴力、売春、もろもろ三昧と思われます。

正直言うと、「Kids」は衝撃を受けたのは事実だけど、あまりいい気分にはなれない内容だったので、私の中でもう観ないつもりの映画だったのだけど、「The Smell of Us」の写真集が私好みだったので、その日のうちに「Kids」を観直しちゃったのです。ううん、やっぱり好きじゃない。。ははは。主役の顔が好きじゃないっていうのもあって、、まあ、内容もどーしよーもない話だし、憂鬱になるのは今も同じだった。(そんな中、クロエ・ セヴィニーの輝きは感動ものですが)

でも、「The Smell of Us」の方は、出演者の雰囲気が良さげ。主役Lukas Ionescoは写真家イリナ・イオネスコの孫だそうで、これまたセンセーショナルな一族のお孫さんは、お顔も神秘的だこと!やっぱり主役がどんな雰囲気かって大事だから、私は今回の映画は好きになってしまう予感がしています。

しかも!ほぼ無名のキャストの中、我らがマイケル・ピットがご出演されている事実を発見ー!汚れ役っぽいけど、そういう役をやったら世界一のピットさん、映画を選んでます!最高です。余談ですが、私の好きな映画トップ10には、彼の出ているヴェルトルッチ「Dreamers」が入っています。これもドロドロ内容だけど、頭にこびりつく映画です!!!あと、「Last Days」も大好き!ピットさんは、美しい顔で暗い役をやるというのが誰よりも似合うのです。

話がそれましたが、、

公開が決まっているのかよく分からないけど、ちゃんと観に行くつもり。もしかすると、気分は良くないけど、感じてしまう映画のような気がします。

感じてしまったら、またブログで大騒ぎさせていただきます!

そうそう、世界限定250冊のスチール写真集は、蔦屋書店に3冊売ってた気がします。余裕のあるおされキッズは買いに走ってください。私は買えないけど!