観に行った展覧会などを 2015年11月〜

Re:Play 1972/2015 「映像表現’72」展、再演

Re:Play 1972/2015 「映像表現'72」展、再演
とにかく好み!43年も前の映像表現展を再現するという試み。カッコイイ!好みの作品の作家さんのアーティストトークをこれから聞きます!今日は無料なんて嘘みたい!! 美術作品としての映像表現という言葉やアントニオーニの欲望のテニスコートのシーンを観て映像の中の写真表現を面白いと感じた話など、私の写真を使っている作品も写真作品としての写真ではない事との共感もあり大興奮! 
8ミリフィルムをどうやって長期間の展示に耐えうるように再現したかなど解説のコーナーも大充実。当時25歳だった植松さんのお話も貴重で素晴らしい。

植松奎二
スリムデニムがお似合いの作家 植松奎二 さん。会場でご自分の作品についてや、当時のエピソードなどお話くださった。その後詳しいトークを1時間以上。刺激を受けまくりました!25歳でああいう作品作ってたんだなー。現在の作品もご紹介頂いたけどカッコイイです!
記憶力抜群の植松さんに学芸員さんも助けられたとのこと。この企画を考えた学芸員さんにも拍手。

■Frank Gehry @ Espas Luisvitton Tokyo

frank gehry

あのラフなタッチからこの建築が生まれるんだなー
エスパス・ルイヴィトン・TOKYOの美しいガラス張りの空間に夕日とフランク・ゲーリーの模型が相まって素晴らしい時間でした。

■GOKITA HAUSE @ 丸の内ハウス

gokita hause
私は顔のない作品より≪MAGNETIC FIELDS≫2012 のような作品が好き。エスカレーターホールにも大きな作品が展示されています。最近はこのモノトーンシリーズに徹してらっしゃるのかしら?

五木田智央

五木田智央

「THE ART of BVLGARI 130 YEARS OF ITALIAN MASTERPIECES 」アート オブ ブルガリ展

アート オブ ブルガリ展
1920-30のアールデコデザインが好き。カットではなく丸みのある宝石の魅力を発見。新作のディーヴァが可愛いらしい。エリザベス・テイラーコレクションと花嫁衣装も貴重。最後のオリジナルデザイン画が良い。

ブルガリはそのデザインが好みじゃない物も多いけど、やはり場と身につける美女が揃うと別だなー。解説で登場する映画スター達のお似合いな事といったら!素晴らしかったです。

YOKO ONO FROM MY WINDOW オノ・ヨーコ 私の窓から

yoko ono
待ちに待ったヨーコ先輩の展示へ!
代表作の≪Fly≫≪Smile≫≪Cut Piece≫も観られるし、私が気に入ったのは≪ヴァーティカル・メモリーズ≫1997という作品。コリン・デヴィソンの22点の額装されたプリントに添えられたテキストが何故かざわっと刺さった。≪穴≫も良いし、男尊女卑を逆さまにしたテキストブックが面白かった。色々文句言われたりする方だけどカッコイイと私は思う。こういう一生を送りたい。

yoko ono

大友良英+青山泰知+伊藤隆之≪without records mot ver. 2015≫が展示されているMOT常設展

without records mot ver. 2015

ICCのトークショウでお話に出た作品≪without records≫の2015バージョンが展示されていて、この作品だけ撮影可能でした。

現美の常設展は企画展に劣らず素晴らしいですが、内容が新しくなっています。ただ、大好きな宮島達男さんの作品が他の人のコーナーにそのまま展示されてて少し解せない。

GERHARD RICHTER Painting @ WAKO WORKS OF ART

GERHARD RICHTER Painting
ゲルハルト・リヒター油絵の新作は10年ぶりです!この展示会も待ちに待ってました。この2枚の色が特にお気に入りです。

GERHARD RICHTER Painting

ただ、数年前に前の場所のWAKO WORKS OF ARTで観た作品の衝撃は受けず。
作品の規模のせいなのか?

GERHARD RICHTER Painting
ガラスを使った作品です。

Night Paris / Chen Wei @ Ota Fine Arts

Night Paris Chen Wei

Wakoのお隣のOta Fine Artsで観たChen Weiの写真作品。
ギャラリーの空間に合っていたように思います。

JOHN WOOD AND PAUL HARRISSON <SOME THINGS ARE HARD TO EXPLAIN > &JOHN WOODトークイベント

JOHN WOOD

大大大好きなJOHN WOOD AND PAUL HARRISSONの企画展が大好きICCで開催されています。開催に併せてJOHN WOODさんが来日し、トークショーが行われました。

2時間半!2人が組んだ理由や背景、”アイデアと現実の間にある細い境界線”を意識している事、”等身大”にこだわりYouTubeにあげない理由など語ってくださいました。Johnさんはイギリス人らしい几帳面さとブラックとを併せ持つ方でした。

トークイベントが濃すぎたので、作品は期間中もう一回入場出来るチケットだからまた来てゆっくり見直します。空間も作品の一つとなっている展示です。あの大きさで見る事も重要です。
写真は John Wood さんと森美術館の近藤健一さん。司会は我らがICCの畠中実さんでした!