飯田淳先生ファッションイラストレーションワークショップ at Plette Club

workshop

尊敬するイラストレーター飯田淳先生を講師に迎えての「トートバッグにファッションイラストレーションを描く」ワークショップに参加しました。

一線で活躍するプロのイラストレーターさんが講師であるイラストレーションスクール・パレットクラブでのイベントです。今まで展覧会やフリマには参加していたのですが、今回は遂に飯田先生にイラストを教えていただけるチャンス到来。発表早々に申し込んでありました。

ワークショップは2時間。その間にイラストの構想、色付け全て完了させるって大変でした!私は超張り切って家で毎日イラスト9枚も下書きして行ったのです。めちゃクチャやる気!そのイラストを飯田先生が見てくださって、これが面白いよと選んでくださったのが写真の下着のイラストです。

トートバッグに小物を描くのはとても合っていて可愛くなるという事です。実はこの裏には下着姿の女性のイラストも選んでいただいていて描く予定だったのですが、時間が足りなかったのでワークショップでは表だけ完成です。

布に絵を描くって難しいです。水をたっぷり含ませないと弾いてしまうので、そのコツ等色々教えていただきました。スケッチブックに描いた淡い雰囲気はトートバックだと目立たないので思い切って濃い色で線を描くとか、普段なら絶対にしない方法を教わって自分の殻まで破った感じ?大げさですが、細かく描くのが得意な私も大胆な方法を色々試せそうです。

飯田先生が、ちょっと一言言ってくださる事が、おおおお!そうか!と思うような発想の展開や技法だったりで、プロにきちんと習うって凄い事だなと思いました。サインの入れ方も、私の作品を見てさらっとおっしゃった一言がもうすっごく作品に合っていて、グンと作品が引き立つアドバイスだったのです。もう感激しどうしでした。

参加することになって、家で毎日ファッションイラストを描いた事も、私には最大のお宝です。今までの少し暗いメランコリックな絵柄から、ポップなファッションイラストがとても新鮮でどんどんアイデアも湧いて来て筆が進む進む!今後もこのシリーズ描きためて行くつもりです。

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じゃーん!飯田淳先生です!カッコイイ!(写真掲載許可いただいています)

これは、参加者の作品を一点ずつ講評くださっている所。ありがたいです!各参加者の自分とは全く違う発想を見るのも、その作品への講評も全てためになっちゃって本当に参加して良かったです。

飯田淳先生から、私が世界一大好きな画家ヘンリー・ダーガーの名前が出て来たのも感激でした。今回のワークショップは、パレットクラブで開催中の『FASHION ILLUSTRATION』展にちなんだ催しだったのですが、飯田先生が出品された作品のアイデアや構成にヘンリー・ダーガーの作品もインスピレーションの一つだったというお話をしてくださって、私は嬉しくてうなずきまくってしまいました。飯田先生の作品はとってもクールでカッコ良かったです。

実は、参加していた大学生のとても可愛い女性が、終わってからやってきて「この絵がとっても可愛いから写真撮っても良いですか?」と私のトートの絵の事をわざわざ言ってくださったのです。私はこんな女性が持つようなトートが作りたいなと思って描いたので、それにぴったりの彼女に声を掛けられたのが何より嬉しかったです。インスタグラムでもコメントを頂いちゃって感激です。

主催されたパレットクラブさまにも感謝です。そして飯田淳先生、本当にありがとうございました。

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